感動を蔑ろにした農夫と子山羊

生きていく上で、「ピエロ」の立ち位置ってなんなんだろう。どうでもいいって思うだろうか。「欲求」は、君にとって何なんだろう。

じめじめした仏滅の昼はゆっくりと

ここのところ、小説を読まなくなった。
20代の頃は、毎日読んでいたけれど、ここのところ、仕事があるし、読む時間をとりにくい。
もし時間があったとしても、ゆっくりと小説を読むという気持ちになかなかなれないので、見ていても楽しく感じにくい。
しかし、かなりはまる小説に久しぶりに出会いたい。
村上春樹さんや村上龍さんの小説がかなり好きだから、二人が新人賞をとった群像文学新人賞が自分の好みに近いものがあるかと思って読んでみることが多いが、二人のようにがつんとくるものはなかなかない。
しかし、次世代の輝いている若手がいないかと気になるからまた読んでみたい。
だけれど、純文学なのだからと無理に難しい言葉を使っているけれど中身が伝わりにくいものも多いからさびしい。

曇っている火曜の午前に散歩を
「今夜はカレーよ。」
少年はお母さんが言った今のセリフを聞いた途端、無意識に笑みが浮かんだ。
少年は小学校から帰って、扇風機にあたりながらテレビを見ているところだった。
今日は格別に西日が強い。
窓際では風鈴がときどき鳴っていた。
TVでは、かつてのなつかしアニメを再放送していた。
今日のアニメは「一休さん」をやっていた。
こんなにも頭のいい男の子がいたら、学校のテストは満点取るだろうな、と少年は感心していた。
しかし、鍋のフタの隙間からカレーのいい匂いが香って来たとき、少年は一休さんのことなんて思考から消えていた。

雨が降る週末の明け方は冷酒を

本を読むのは好きなことの一つだけど全ての本に関して好きなはずはない。
江國香織さんの文章に凄く魅力を感じる
もう何年も同じ作品を読み続けている状態だ。
ヒロインの梨果は、8年付き合った恋人の健吾と別れてしまうが、その原因となった華子と一緒に暮らすようになるという変わったストーリーだ。
ラストは衝撃的で大胆な形だが最後まで読んだうえで内容を思い出すと「確かに、この終わり方はありえるかもしれないな」という感じがする。
そして、何よりも江國香織はワード選びや登場させるミュージシャンや、物などが洗練されている。
ミリンダが飲みたくなるように書かれているし、べリンダ・カーライルや古内東子といった音楽がでてくるとついCDをかけてしまう。
表現の仕方が得意なのだ。
それに、「悲しい美しさだと思った」という言葉がどこで生み出されるのだろう。
表現力に魅力を感じ、夜中に何度もおなじ江國香織の作品を読んでしまう。
お気に入りの小説との深夜の時間が夜更かしの発端なんだと思う。

勢いで熱弁する姉妹と夕焼け
ある雨の日の午後、少年は母親からおつかいをおねがいされ、白菜とねぎと豚肉を買いに行く途中だった。
少年はこっそり笑った。
夕飯はお鍋だ!わーい!…と。
しかし、ありえない事がその後すぐ起きたのである。
なんと、ズボンのポッケに入れていたはずのお使い用の2千円が、無くなっているのだ!
少年はスーパーのレジの行列に並ぶ前に、念のためポケットの中をまさぐって確認してみたのだ。
そしてその時お金がないことに気がついたのである。
怒られるのを覚悟して、少年はしょうがなく手ぶらで家へ向かうことにした。
今後は、お金は靴か靴下に入れとこう。
少年は奥歯をかみ締めながら、そう決心した。

蒸し暑い祝日の夜は立ちっぱなしで

前にかなり太っていた時に、毎回食べたくなったのがシュガートーストだ。
ピークの時は、ディナーの後に2枚以上食べていた記憶もある。
最悪なことに並行して、ポテトサラダに取りつかれてしまい肥満体型の道へワープだった自分。
トライしたダイエットが、変わったものばかりだ。
最初は、スープのみの食生活。
これは2週間程同じ材料で作られたスープだけで生きる食事だ。
職場にも水筒に作って持ち運んだという徹底さ。
それに断念して、こんにゃくを夕飯に置き換えるというダイエット。
全部、今はできない。
その後、2年ほどで食事を調えると、あっという間に元の体型に。
とにかく時間をかけてするのが一番。

暑い土曜の早朝に食事を
石田衣良さんという小説家に魅せられたのは、友達の愛ちゃんの部屋で。
愛がいない部屋というサブジェクトの短編ストーリーが納められた小説本が彼女の部屋に置かれていたから。
生まれ故郷の青森の母が読破して、その後お酒や衣類と一緒に箱詰めにして宅急便で送ってくれたようだ。
その頃はそこまで世に知れていなかった石田衣良。
愛ちゃんはふつう手記や流通、ファッション誌などは読む。
反対に、よく言うライトノベルは読む気がしないそうで、この本、私にプレゼントされた。
彼女の母さんは何を思いながら、この本を手に取ったのだろうか。

前のめりでダンスするあの子と俺

自分自身、肌が弱く、化粧はほとんど使用してはいけないし、ケアも限定されている。
従って、果実や飲み薬の力にお任せになっているが、ここ最近摂っているのがゼラチンだ。
ドリンクに入れて、しばらく飲んでいるけれど、多少は素肌がハリが出てきた。
その上、実行してから調子が良くなるまで即効性があったので、感心した。

どしゃ降りの土曜の午後はひっそりと
誰もが知る見学箇所になっている、斑鳩寺、つまり法隆寺へ足を運んだ。
法隆寺式の伽藍配置もばっちり見せてもらい、五重塔、講堂も目にすることができた。
博物館では、国宝にも指定されている玉虫厨子があり、思っていたよりも小さなものだった。
このお寺に関して知るには思いのほか、多くの時間を要するのではないかとみている。

ゆったりと泳ぐ姉妹と電子レンジ

宿泊に行きたくて仕方がなかった地、と言うのは真鶴半島だ。
この地を知ったのは真鶴という題名の川上弘美さんの文庫本。
残念ながら、自分の未熟な感覚では、まだ深い理解はできていないと思う。
でも、表される真鶴岬の雰囲気が大好きで、行ったことのない真鶴に憧れを抱いていた。
静岡県熱海市と、神奈川県小田原市の県境に位置する所が真鶴半島。
その突端が真鶴岬。
岬の先、海上に頭を出しているのは、三ツ石という大きな石3つ。
真ん中の岩の上には鳥居があって、潮がひいたら歩いてたどり着ける。
縁があり、実際の風景を観光することができた。
私の一眼の中身は真鶴の写真がたくさん。
小さな宿の女将さんにまた来たいと言うと、喜んでくれた。

陽気に口笛を吹く君と霧
海がめちゃめちゃ近く、サーフィンの場所としてもめっちゃ有名なスポットの近所に住んでいます。
なので、サーフィンをする人はとても多く、仕事の前に朝はやく少しでも行くという人もいる。
そんなふうに、波乗りをしている方が多数いるので、いっしょに行こうと言われることがすごく多かったのですが、絶対に断っていた。
その理由は、俺が、運動神経がにぶく、息継ぎできずに泳げないからだ。
しかし、泳げなくてもサーフィンはできると言われ、やってみたけれど行った場所は初心者じゃない人がするところで、テトラポッドが近くに広がっていて、スペースが狭い場所だった。
泳げない私は、パドリングをする筋力も少なくて、すぐに流されテトラポッドにたたきつけられそうになり死にそうになりました。

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